【校長投稿】学校行事
令和5年度生徒会役員選挙 立会演説会 校長挨拶
ここで任期を終える会長の黒澤君をはじめとする生徒会役員の皆さん。全校生徒のリーダーとして、様々な行事や活動をこれまでけん引していただき、本当にありがとうございました。新型コロナウイルス感染症の拡大を抑えるため、様々な制限をせざるを得なかった状況にあっても、柔軟な発想と行動力を発揮して、心に残る行事を実現してくれました。また、夏休みには本校の代表として、市長をはじめとする秩父市の幹部職員の方々に皆さんの要望を直に伝えて、改善に向け前向きに検討していただく約束を取り付けてくれました。
この場をお借りして、あらためてお礼を申し上げます。
さて、新役員を選出する今回の選挙に16名の有志が立候補し、投票を実施することとなりました。
候補者の皆さん全員に質問します。
・あなたはなぜ役員に立候補したのですか?
・ あなたは、秩父農工科学高校をどんな学校にしたいのですか?
また、それぞれの活動を、どのようにして全生徒が身近に感じるよう活性化させますか?
・あなたの目指す学校にするために、役員としてどのようなことに取り組みますか?
有権者の皆さんは、これらの質問にしっかりと答えられる候補者を選んでください。なぜなら、それぞれの役員は、これまでの実績が示すように、これから本校のリーダーになる人たちだからです。
リーダーには、「誰にも負けない農工を愛する気持ち」、「困難な課題にチャレンジするタフな精神力」、「人前で物事をわかりやすく伝える力」、「多くの人を動かす力」が必要です。演説を聴いて、皆さんのリーダーにふさわしい人物かどうかを見極める眼を養う機会にしてください。
生徒会があなたのために何をしてくれるのか待つのでなく、あなたが学校のために何ができるのかを考えてください。
先生、生徒、保護者、卒業生、そして地域の皆さんが、そのような考えを共有できれば、必ず農工はさらに素晴らしい学校になるはずです。
生徒会活動が益々発展し、活性化することを願っています。
優良青少年表彰(感謝状贈呈)
11月25日(土)
秩父市歴史文化伝承館で開催された
第43回秩父市青少年健全育成推進大会 に於いて
3年生 の 池田 日向 君、加藤 夏輝 君(フードデザイン科)、島田 歩夢 君(電機システム科) が
秩父警察署長・秩父市長連名 の感謝状を贈呈されました。
優良青少年 とは
「その行いが家庭・学校・地域の活動を通じて、他の模範として賞賛にふさわしいもの」
と表彰規定に定義されています。
2学期当初に、体調不良で身動きできなくなってしまった方を助けた事が評価されました。
登校途中、偶然近くに居合わせた3名が機転を利かせ 人命救助に貢献 しました。
本校の校訓である 協同和親 を体現しました。
皆さんの立ち振る舞いを、地域の方々が見守っています。
農工生として誇りと自信 を持ち、日々行動してください。
「秩農工祭」閉会式 校長挨拶
皆さん、こんにちは。
校門の上部に今年のテーマとして 我らが受け継ぐ伝統 秩農工祭 ここにあり と掲げてありました。
各部、各学科の展示・発表を全て見させていただき、日頃の皆さんの活動状況やその成果がよくわかりました。そして、準備に多くの手間と時間をかけたことが偲ばれます。
また、2日間合計で3千3百人以上のお客様に来ていただきました。コロナ禍の中断を経ても 秩農工祭 が地域の人たちに期待され、愛されるイベントであることを確信しました。
演劇部の公演とかぶってしまいますが、戦争、食糧不足、貧困、人権侵害、環境破壊。世界に目を向ければ、思うようにならない厳しい現実が山ほどあります。それでも、今できることにどれだけ誠実に、真剣に、そしてポジティブに向きあえるか。そもそも文化活動とは深い精神活動をよりどころにするものです。共感し、想いを共有する中で他者に影響を与え、伝え拡がっていくものなのです。素直に驚き、感じ、感動する。その感性を奮い立たせ、思いの詰まった文化祭を皆で創り上げた2日間でした。
テーマのとおり 農工の伝統 が紡げたと感じます。今後も、地域に期待され、愛される秩父農工科学高校、農工生であり続けて欲しいです。そして、それは皆さんの普段の行動にかかっています。地域の大人たちが、昨日も大勢来てくれましたが皆さんに憧れる子どもたちが、必ずどこかで見ています。農工生としてのプライドを常に持ち続け、行動するよう心掛けてください。
この後自分や所属する団体の活動をしっかり振り返り、今回の学びを次に活かしてください。
校長としては、今年の文化祭は大成功でした。生徒会、実行委員をはじめとして、ここにいる生徒・教職員全ての皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
今週末も埼玉県産業教育フェアや豊島区への出張演奏、秩高とのコラボ写真展、公式試合など予定が詰まっている人も多いと思います。感染症への罹患を抑止するためにも、まずはしっかりと身体と心の休養を接り、気持ちを切り替えて次の準備を進めてください。
終わります。
「秩農工祭」開会式 校長挨拶
皆さん、おはようございます。
いよいよ、秩農工祭 が始まります。
これまで、企画や準備をしてくれた実行委員の皆さん、そして生徒会の皆さんご苦労様でした。ポスターやリーフレットの作成に尽力してくれた人たちもいます。さらには、これまでご指導いただいた先生方や応援に駆けつけてくださる外部の方々にも、心から感謝いたします。ありがとうございます。
各参加団体でも企画を考え、作業を分担しながら準備をし、色々な問題を克服しながら本日を迎えたものと推察します。
本校の文化祭は、秩父地域の一大イベントです。4年ぶりの一般公開ということもあり、大勢のお客様が来校し、皆さんの日頃の活動成果を楽しみにしています。来校したお客様を、おもてなしの心をもって接遇してください。
苦労や困難が大きければ大きいほど、達成した時の喜びや感動はそれだけ大きなものになります。こうした経験は、必ず皆さんを成長させます。志を同じくする仲間との 絆 を深め、完全燃焼 する。そして、この学校で学んでいる 仲間と過ごすこの瞬間が最高 と感じる 素晴らしい思い出 をたくさん作ってください。
ただし、今年はもう一つ気にして欲しいことがあります。それは異変に気を配ること。悪意をもった者が紛れ込む可能性があります。数日前に、秩父市内の公的機関を狙った爆破予告があったばかりです。異変を感じたら、すぐ近くの先生方に知らせてください。健康面での異変についても同様に気を配ってください。
最後に、今年度の秩農工祭のテーマは、我らが受け継ぐ伝統 秩農工祭 ここにあり です。
ルールとマナーを守りつつ、皆さんの力で本校の伝統をしっかり継承し、新たな風を吹き込み、秩農工祭 を大いに盛り上げ、存分に楽しみましょう。
終わります。
令和5年度第3回壮行会 校長挨拶
皆さん、こんにちは。考査お疲れ様でした。
ただ今、紹介のあった 柔道部 が、東京の講道館で開催される 関東高等学校選抜柔道大会 に出場します。
講道館は「柔道家であり、教育者でもあった 嘉納 治五郎 先生 が興した柔道の総本山であり、世界中の柔道家があこがれる聖地」です。本大会出場には惜しくも届きませんでしたが、地区大会を勝ち上がり、県大会でも複数の部員が各階級で勝ち進むなど、柔道部は日頃の鍛錬の成果を挙げました。特に関東大会出場はその賜物だと思います。本当におめでとうございます。
また、壮行会の対象ではありませんが、電機システム科3年課題研究EV班5名 が、茨木県にある モビリティリゾートもてぎ で、今週末の15日(日)に『 Ene-1 MOTEGI GP 』に参戦します。この後、銀杏並木下で試走すると聞いています。ぜひ、選手に激励の言葉をかけてあげてください。
さらに、今月25日(水)に熊本県で開催されるF FJ全国大会農業鑑定競技会 に 農業科・食品科学科・森林科学科の精鋭3名 が出場します。
いずれも、専門分野の学習成果を試す貴重な機会です。選手の皆さんがこれまで努力してきたことは誰もが認めるところです。皆さんを支えている多くの人たちに感謝し、その恩に報いるため、また学校の名誉のために、心を強く持ち奮闘してもらいたいです。
壮行会の度にお話ししていることですが、一番大事なのは、自分の力が本番で発揮されること。いずれも考査直後の大会となりますが、日程を考えて、体調やメンタルを調整するなど、しっかり準備を進めてください。
それでは、秩父農工科学高校の代表として、埼玉県の代表として、頑張ってきてください。
これから、校歌斉唱があります。皆さんで大きな声で校歌を歌って、選手を送り出してください。