【校長投稿】学校行事
薬物乱用防止教室 校長挨拶・講師紹介
皆さん、こんにちは。
先週土曜日に、男子バスケットボール部1年生有志に本校の代表としてご協力いただき、あめ薬師(御花畑駅前の慈眼寺)の縁日で他校の生徒とともに「薬物乱用防止キャンペーン」に参加しました。雨の中ありがとうございました。
今日は、大宮理容美容専門学校で教鞭をとる傍ら、川越市内の小中学校で学校薬剤師をお勤めになっている 森山 康代 先生にお越しいただき、薬物乱用の現状やその恐ろしさ、薬物乱用に陥るきっかけなどについて、お話しいただきます。薬物乱用と聞くと、どこか遠いところの話、自分とは関係のない話と思うかもしれません。先月、毎日のようにテレビで見かけていた俳優が大麻所持で逮捕され、先週保釈されたニュースは記憶に新しいところです。
今年4月に警視庁が発表したデータによると、昨年1年間に大麻関係で警察に検挙された人が 5,342人 と過去最多を更新し、その中で高校生は150人だそうです。高校生だから関係ないというわけではないのです。警察庁は「大麻は特に10代と20代の間で有害性や危険性が少ないとする誤った認識が広がり、仲間に誘われて安易に手を出しているとみられ危機的な状況だ」として、取り締まりを強化する方針とのことです。
薬物乱用とは、薬物や薬品を本来の医療目的からはずれて使ったり、医療目的でない薬物を不正に使ったりすることです。覚醒剤や大麻、コカインといった違法な薬物は、それぞれ法律によって使用が厳しく規制されており、持っているだけでも犯罪になります。また、薬局などで買う医薬品や化学薬品であっても、本来の目的では無い使い方、遊び目的の使用や処方箋を超え大量に服薬するなどの行為は、目的の逸脱であり、これも薬物乱用になります。
今日は貴重な機会なので、森山先生のお話しを自分ことととらえ、よく聞きましょう。
それでは、森山先生よろしくお願いします。