4月も残り2日になりました。羊山公園の芝桜が見頃を迎え、日に日に山の木々が色鮮やかさを増しています。今週に入ってから、兼関東大会予選で地区を勝ち抜き県大会へ駒を進めた部、関東大会出場を惜しくも逃がしたものの県で上位入賞を果たした部、皆さんの頑張りが続々と報告されており、大変嬉しく思っています。
はじめに、新型コロナウイルスへの対応についてお願いがあります。ご案内のように、新規陽性者数が下げ止まりの状況にある中で、国全体では、2週間前から微増傾向に転じています。昨日、感染症法上の位置付けが当初の予定通り5月8日から5類へ移行することが正式に決まりました。加藤厚労大臣は「法的な位置付けが変わってもウイルスはなくならない」と前置きした上で、重症化リスクの高い人への配慮を求めました。これまでの経験で、感染リスクの高い場面や行動などは皆さんも承知しているはず。大事な大会を控えている人たちがこの中に大勢います。どうか皆さん、「感染再拡大を防ぐのは私たち一人ひとりの責任ある行動だ」ということを再認識して、連休を迎えて欲しいと思います。
さて、今日は離任式です。離任式は、私たちから3月までお世話になっていた先生方へ感謝の気持ちをお伝えするとともに、先生方からも、皆さんに対して離任の思いを伝えていただく最後の機会です。尾木ママこと教育評論家の尾木直樹さんは、「別れを丁寧にすることが新しい出会いや次の飛躍の準備につながる」とした上で、「お世話になった先生方に感謝の意を伝えることで、気持ちを切り替えて新しい年度に臨むことができる」と言っています。
「一会一生(いちえいっしょう)」という言葉をご存じでしょうか?「一度会ってできたご縁は一生の宝になる」という意味ですが、それだけ、人との出会いはかけがいのないものであると私は考えます。
それでは、今まで本校のためにご尽力いただいた先生方とのお別れの会(離任式)を始めます。昨年度末に15名の先生方が転・退職され、本日は5名の先生方にお越しいただいております。順に紹介します。
中略
結びに、生徒の皆さんには「一会一生(いちえいっしょう)」の学びを、是非この場で体感して欲しいと思います。
離任される先生方のご多幸、今後のご活躍を心より祈念申し上げます。