日誌

カテゴリ:食品化学科

日本薬科大学で植物油を分析しました

令和3年12月27日月曜日、日本薬科大学で食品化学科の4名が、「ガスクロマトグラフ質量分析計を用いた植物油の分析」実習を行いました。

 この研修は埼玉県の「農力」育成強化プロジェクトの一環として実施しているものです。

操作説明 サンプル注入
 <操作説明を聴く4名>  <緊張のサンプル注入>
資料館を見学
 <検出される成分は>  <漢方資料館を見学>

 三熊敏靖准教授にご指導いただき、機器の分析原理から成分の検出まで懇切丁寧な説明で、生徒4名は感激しながらと知的満足感に浸っていました。誠にありがとうございました。

今年は製品化の報告でした

ー秩父サイエンスアカデミーで

「第3のみつ」の進展を発表ー 

 令和3年12月25日土曜日、秩父看護専門学校4階講堂で開催された2021秩父サイエンスアカデミー研究発表の部で、食品化学科の4名が「第3のみつ」の製造と機能性成分の研究というテーマで発表しました。

Webにはこの写真 矢尾の広告
<Web広告の写真> <矢尾の広告>
発表前の打ち合わせ 会場でも販売
<発表前の打ち合わせ> <会場でも販売>

 この会場での発表は今回で3回目、今年は第31回全国産業教育フェア埼玉大会でのWeb販売と、矢尾百貨店での対面販売の様子を加えて、製品化できたことの報告でした。

 また、この研究の経緯と経過は、日本農業新聞にも掲載されました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/108f91dfb30cde4b5bbe662a1b134f64c739d580

文化祭の準備中

 11月2日火曜日の三年生総合実習は、金曜日の文化祭に向けての製品づくりでした。

みその包装中 らっきょの包装中
<みその包装中です> <らっきょは好評ですよ>

 熟成したみそを機械ですりつぶして、今年から変更したバルブ付きの四角い袋に詰めています。

 らっきょの袋詰めは、お酢の臭いとの戦いです。でもしばらくすると、慣れてきます。

焼き上がりました 粉糖を付けています
<焼き上がりました> <粉糖を付けています>

 製菓製パン班は、ウォールナッツ・レーズンパンの実習でした。これまで多種のパンを焼きあげて、文化祭当日の手際を良くする練習を重ねてきました。

 校内限定公開ですが、今年は文化祭が開催できて本当によかったと言えるように、三年生を中心に準備を進めていきます。

現場実習報告会やっとできました

 10月15日金曜日456限、農業部棟2階課題研究室に2年生が、微生物実験室に3年生が入って、食品化学科2・3年生合同による令和3年度現場実習報告会を実施しました。

司会者と発表者 リモート会場
<緊張しています> <頑張ってね>
発表会場 リモート会場
<発表会場(2年生)> <リモート会場(3年生)>

 例年、2・3年生が同じ部屋に入って実施できていた行事ですが、COVID-19の拡大による制限によって、2部屋に分けて3年生はリモート会場で待機しながらの実施となりました。

 緊張した面持ちで発表する3年生に対して、2年生の容赦ない質問が飛び交い、何とかその疑問に答えようとする3年生の姿が印象的でした。

 今年度、実際に現場実習を体験できた3年生は4名だけでしたが、全員が過去実習していた企業のいずれかを担当して企業情報を調査しました。その成果を発表して伝統行事を未来に繋げる努力をしました。

3年生の総合実習は「ぶどう食パン」「手打ちうどん」「りんごジャム」でした

 今週のメニューは「ぶどう食パン」「手打ちうどん」「りんごジャム」でした。

焼き上がり 冷却
<丁寧に、つぶさぬように> <袋詰め前に放冷>

 焼き上げた後は、丁寧に木箱へ移して放冷します。ロープ菌の繁殖を防ぐためと、製品の水分量を均一にするためです。すぐに袋詰めするとパンがしっとりして袋に結露ができてしまいます。

 手打ちうどんは、最初に打った麺は自分たちで食べてみて改善点を検討します。2回目に打ったものは、250g入り(二人前)を100円で校内販売しました。

殺菌終了
<殺菌が終わったら、丁寧に拭き上げて品質チェック>

 充填が終わったジャムは、90℃で20分殺菌します。終了後はビンが割れない程度に急速冷却して、清潔な布で拭き上げた後、密閉状態を目視点検します。