【報告】全国高等学校PTA連合会で仙台に来ています!
現在、櫻井PTA会長、桝本後援会長、野本PTA顧問、黒澤後援会副会長、副校長の5名で、全国大会に参加しています。本校は第1分科会に参加しました。プレゼンテーターは宮城教育大学の市瀬教授、題目は「地域教育」です。
教授のお話で気になったのは東北地方と「秩父」地域の共通性です。教授はこうおっしゃいました。「家と学校の往復」で、日々が終わる高校生の如何に多いことか…。東北地方では現在、コミュニティの維持が困難になってきており、学力やキャリア形成の維持によくない状況が続いています。地域に残って欲しい大人たち、都会に出て、高学歴を得たいと考える子供たち…。そのミスマッチは言うまでもありません。
また、教授は「学校は地域に浮かぶ船」ともおっしゃいました。学校が社会関係資本(social capital)をどのように取り入れていくか、社会に開かれた学校で在り続けるために、本校がやるべきことについて、強い示唆を受けました。
秩父地域は「人口減少」に起因して早急に取り組まなければならない様々な課題が存在します。本校が、未来の秩父地域を支える原動力となるために、「未来を拓く学校」として、生徒に小さくてもいい、社会変革に繋がる体験を様々に用意し、自己肯定感・効力感を高める、そんな学校になることができれば…色々なことを考えさせられました。
示唆をいただいたこと、多々ありました。明日もう一日、様々な「学び」を継続させたいと思います。甲子園で活躍した仙台育英高校の須江監督の話を明日は聞くことができます。仙台駅は本日の夕方、大変な状況だったそうです。生徒を鼓舞し、甲子園の決勝の激戦を戦い、仙台に帰ってきて明日は記念講演…。有名な「青春ってすごく密なんです」以上のお話を聞けることを楽しみにしています。また、報告させていただきます。